盛夏の古都が生み出した癒やしの庭園 – ウェスティン都ホテル京都
東山粟田口の斜面にその瀟洒な佇まいを見せる歴史あるホテルに存する京都の庭師 七代目小川治兵衛による回遊式庭園が素晴らしい。
深山幽谷を思わせるこの「葵殿庭園」は葵殿の南斜面にひろがり、三段の滝で構成されたこの庭は、日本の近代庭園の先覚者として有名な、京都の庭師・七代目小川治兵衛(通称植治・万延元年〜昭和8年)によって、昭和8年に作庭された。池や流れを「沢飛び」で渡る手法、琵琶湖西岸から疏水船で運ばれてきた縞模様のはっきりした守山石の配置などがその持ち味を一層際立たせている。
殊に、急斜面の自然地形を活かしてデザインされた「雲井の滝」と呼ばれる三段の滝は、小川治兵衛の作品の中でも傑作といわれ、葵殿の改築(平成4年10月竣工)にあたり復元整備されたが、ウェスティン都ホテル京都の長い歴史と豊かな文化・自然環境を表すシンボル的な存在といっても過言ではない。
「佳水園庭園」の植治の庭は、7代目小川治兵衛(植治)の長男、白楊(はくよう)による自然の岩盤を主体とした庭園となっており、琵琶湖疎水の水を引き入れた見事な滝が楽しめる。
また、建築家 村野藤吾が手がけた「白砂の中庭」では、醍醐三宝院の庭を模した白砂敷きに、白楊による庭園をそのまま取り込み、緑で表現された瓢箪と杯は、岩盤から流れる滝の水をお酒に見立てているそうだ。
風靡な空間には京の緑風が吹き抜け、避暑地のような癒しに出会えるだろう。
ホテルの味がお気軽にお楽しみいただける「アクアブルー」で人気のサラダコーナーがパワーアップしてリニューアル!
季節や旬に合わせたお野菜を朝食・ランチ約25種類、ディナー約35種類を取り揃えました。野菜好きな方にはもちろん、美容や健康を気遣っている方・野菜不足を気にされている方などにおすすめです。ドレッシングは10~15種類よりお選びいただけます。
期間限定<初夏のグランピング風ビュッフェ>
ホテルにいながらピクニックやキャンプのようなアウトドア気分を味わうことができる、集いの場にふさわしいメニューを豊富にラインアップ。6月のランチではお好きなアレンジで自分だけのミニバーガーが作れるコーナーも新設し、5月はチェリー、6月はメロンを使ったスイーツコーナーも登場いたします。
■期間 5/1(火)~6/30(土)
■時間 ランチ 11:30~14:30 / ディナー 17:00~21:00
■料金 ランチ:大人3,500円 ディナー:大人5,100円(小学生半額、幼児無料)
京都市東山区粟田口華頂町1番地(三条けあげ)
TEL:075-771-7111
チェックインタイム 15:00
チェックアウトタイム 11:00
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